太白長省の下部古生代の化石の産地
この地域は、約4億6千万年前に形成された下部古生代のオルドビス紀の堆積岩層(織雲山層)で、当時に生存した生物が化石で残っており、韓国の古生代の環境がよく保存されている代表的な場所である。
特にここには浅い海で生存した三葉虫(節足動物に属する)、腕足類、筆石類(岩石に文字を書いた様に見えるので付いた名前)、頭足類(今日のイカの様な種類)など非常に多様な化石がある所である。そして、発見された化石の大きさは1cm以下から22cmに及ぶ。この様な化石は中国、オーストラリア、南?北アメリカ、そしてユーロッパなどの全世界に知られており、韓国では主に太白地域だけで発見される貴重な化石産地で、岩石の生成時代と当時の環境を研究するには非常に重要な資料である。
指定番号 | 天然記念物第416号 |
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所在地 | 長省洞山42-2番地外11筆地 |
規模、様式 | 187,705㎡ |
指定年月日 | 2000. 4. 28 |
太白求門沼の高環境及び侵食地形
この地域は、約4億4千万年前に形成された下部古生代のオルドビス紀の堆積岩層である。求門沼は石灰岩によって作られた地域が河川の浸食作用により穴が掘られ造られた池で、周辺の奇岩絶壁と共に侵食地形の特徴がよくわかる所である。 「世宗実録地理志」をはじめ昔の文献に穿川と表記されており、また、洛東江の根源として記録されている。そして、これと関連する様々な伝説も伝わっている。特にこの地域の石灰岩層(マッ谷層)には乾裂構造、波の痕跡、ストロマトライト(微生物による炭酸塩構造物)、鳥目構造、撹乱構造(活動した痕跡)、塩の痕跡など下部古生代の堆積構造が非常時よく観察できる。
求門沼上流に分布する織雲山層には浅い海で生存した三葉虫、腕足類、頭足類、筆石類など古生代の生物の化石が残っている。求門沼の地形や地質的特性は、周囲の優れた景観と共に下部古生代の堆積環境を研究するのに非常に重要な資料である。
求門沼上流に分布する織雲山層には浅い海で生存した三葉虫、腕足類、頭足類、筆石類など古生代の生物の化石が残っている。求門沼の地形や地質的特性は、周囲の優れた景観と共に下部古生代の堆積環境を研究するのに非常に重要な資料である。
指定番号 | 天然記念物第417号 |
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所在地 | 銅店洞山10-1番地外66筆地 |
規模、様式 | 663,027㎡ |
指定年月日 | 2000. 4. 28 |