三韓時代には辰韓の悉直国の領域に属し、102年に新羅に編入された。
5世紀頃には高句麗の支配を受けたが、505年(智證王6)に新羅が力を回復し悉直州と呼んだ。
以後、新羅が北進政策を遂行するにおいての軍事的な要衝地として重要視され、658年(武烈王5)に北鎮が設置された。
三国統一以後、685年(神文王5)に河西州に属し、757年(景徳王16)に河西州が溟州に変ると同時に 三陟郡と改称された。

1018年(顕宗9)に三陟県に降等して以降、地方制度が5道両界に定着されると東界の管轄に包括され、1378年(?王4)には三陟郡に昇格した。

1393年(太祖2)に三陟府に昇格し、1413年(太宗13)に再び三陟都護府に昇格した。
1662年(顕宗3)に編纂された許穆の<陟州誌>によれば、現在の太白市地域は三陟郡の下長面と共に 長生里に属していた。
1801年(純祖1)に上長生面が上長面と改称された。

1895年に三陟都護府は江陵府の管轄の郡となったが、翌年に江原道の管轄に変わった。

1961年に上長面が長省邑に昇格し、翌年には長省邑の黄池に出張所が設置された。
1973年に黄池出張所が黄池邑に昇格した。
1977年に黄池邑に禾田と所道出張所が設置された。
1981年に長省邑と黄池邑が統合され、太白市となり三陟都から独立した。(法律 第3425号) 1981年7月1日に太白市に昇格
1994年12月26日に三陟都下長面の4つの里が太白市に編入され寫鳥洞を新設(大統領令 14434号)
1998年9月10日 : 行政洞の統併合及び名称変更(16洞->8洞)
黄池洞、黄蓮洞(黄池2洞+蓮花洞)、三水洞(黄池3洞、禾田1洞、禾田2洞、 寫鳥洞)、上長洞、 文曲所道洞(文曲洞+所道洞)、長省洞(長省2洞+長省3洞)、求門沼洞(長省1洞+銅店洞)、 鉄岩洞(鉄岩1洞+鉄岩2洞)